城下のMACHIBITO
時は、「100年前(1919/大正8年)」。
大正バブルと言われた好景気を迎えた日本。
-モダンガール、ハイカラ、大正デモクラシー、大正浪漫 –
西洋文化が浸透し、政治・経済・文化が大きく変動した時代。
当時の大洲は、海外に輸出するほど名声を誇った「伊予生糸」の産地として蚕糸業が隆盛期を迎えていました。かつての城下町は再び繁栄を極め、「まちびと」たちは大正浪漫を謳歌しました。
そして現代。大洲の繁栄の歴史を持つ城下町大洲市肱南地区。
戦火を免れ、古民家などが多く残るこの地域では、空き家や除却が進み、その景観や魅力が失われつつあります。
「城下のMACHIBITO」では、「まちの人」たちの「暮らし」や「想い」が、長い時間に渡ってこの地で受け継がれてきたこの町に、上質かつこだわりの商品や作品を手に「まちびと」たちが集まり、町家の土間や軒先、通りを演出します。
古民家のレストランや、町の土間に並ぶ美しい陶器。青い傘下に広がる色とりどりの洋服たち。瓦屋根の軒先には採れたての野菜が並び、楽しそうなひとびとの話し声が行き交います。町はかつての賑わいを取り戻し、当時の雰囲気が漂う美しい町並みには音楽が流れ、レトロな装いの人やモノで溢れます。そのような特別な場所を演出することで、住民、来場者、出店者、主催者全員が「まちびと」となり、全ての方に楽しんでいただけるイベントを目指します。
-日 時-
令和元年11月16日(土)-17日(日)
午前10時から午後4時まで
-場 所-
愛媛県大洲市肱南地区